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にゃるら / カラクリスタ
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「輝かしい青春」なんて失かった人。ネットでは「にゃるら」とか「カラクリスタ」と名乗っています

※ なお「NEEDY GIRL OVERDOSE」の企画・シナリオに携われた「にゃるら」さんとは別の人です

フォローにはロックを掛けていますが、相手を見て問題なさそうなら許可しています

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この個人インスタンスでは GoToSocial の 個人的な fork を Fediverse Software として使っています

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ここ最近、『反・キャンセルカルチャー』はどこまで『キャンセルしない』事が出来るか、みたいな話を書きかけていたんだけど、これはもうほぼ意味がないな。

今回のトランスフォビアテンプレ本もそうだけど、誰であれ自分たちにとって火炎瓶が投げつけられる様な事態になる、って状況で、それを『キャンセルしない』って出来るわけないじゃんって結論付いてしまった。

多分、今回のキャンセルを批判している人にしても、では今回キャンセルをした側の人間が政府・行政の参考人として呼ばれる事になった、と言う状況になれば、成功するか否かは別として『キャンセル』させようとするでしょ。

そう言う『自分たちの望まない結果になる』と分かり切った上でキャンセルはしません!と言えるかって言う話なんだよな。これって

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なんかクソ長投稿をしてしまったけど、ともかく日本のトランス医療ってそういう状況なので、日本では未成年が早まって外科的処置を……みたいな話はほぼ起きる余地がないです。

なので起き得る事としてはホルモン剤を購入して勝手に服用する、と言う辺りだけど、これも正式ルートにアクセスできないがゆえに起きる事なので、どっちにしろ公式ルートを広げることこそが、未成年者の早まった真似を防ぐに足る行動だと思いますね。

なおキャンセルされた本の云々については知らん。

こっちについては、ド直球の精神障害者への偏見煽り本とか、民族差別促進本、あるいは特定宗教への冒涜を目的とした本でも同じ様に許容出来るか否かを考えたらいいんじゃないんスかね

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一応お役立ち(?)と言うか、日本のトランス医療の現実を言っておくと、まず性別違和・性別不合の診断を下せる医者の数はかなり少ない。これは『GID 学会』の認定医を調べれば明確に分かる。

次いでこの事も影響して、いわゆる『ジェンダークリニック』自体も数が無く、有っても首都圏や一部の都市部に固まっているのが現実。なので私も含め地方在住だとそもそもジェンダー医療にアクセスできない。

あとキャンセルされた本には未成年への性別移行が云々、と書かれていたらしいんだけど、少なくとも日本の場合、GID学会が定めた指針によって、性別違和や性別不合に起因する未成年への外科的処置やホルモン剤の投与は認められていない。なので基本はカウンセリングが主体になっているはず。

あと未成年者の性別違和や性別不合に対する医療として認められているのは、第二次性徴の抑制剤の投与のみで、これは投与を止めれば第二次性徴が始まるため、可逆的な医療行為になる。

また実際にホルモン療法や外科的処置を受けるにしても、医師会での承認が降りないと治療できないので、そう言った意味でも日本では公的なロックがキチンと掛かるようになっている。

あと日本のトランスが手術を受ける場合、国内の技術力の貧弱さから、主にタイで手術を受ける方が多いんだけど、これも日本の医師による英語の診断書が必要だし、一応タイの方でも専門医による問診がある。

最後に日本ではトランス医療を受けるための費用は全部実費。これは現在のトランス医療が健康保険の対象外で、ほぼ全てが自由診療の扱いだから。

んで、ここからトランス医療が子供たちに有害だ〜云々って言われて下手に禁止されたりすると、正道ルートが全部塞がって、自己判断によるホルモン剤の服用とか、あるいはこっそりと闇医者に診断を書もらって……と言う事が主流にならざるを得ないので、そっちの方がはるかに有害。

またその上で戸籍を変えるなら手術を受けろって言う例の特例法を現状維持されると、事実上、公式ルートでは戸籍を変える手段がなくなる。

そのため、仮にそう言う状況になった場合、手術を受ける公式ルートも存在しないのに、今言われてるような『性別に元づくスペースに入るには手術を受けろ!』なんて事は言えなくなるよ。要はそれって闇医者使えって意味になるから。

まぁトランスへの迫害万歳!って言う人は言いそうだけど、普通の人が表立って積極的に闇医者使え、なんて言えんでしょ。そっちの方が非常識なんだから

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